OutSystemsのライセンス費用はどう変わる? 新価格体系のポイントを徹底解説(vol.3)

2022年4月より、OutSystemsのライセンス体系が変更となったことをご存じでしょうか?
今回の変更により、従来よりもユーザーのニーズに合わせた価格体系になったことで企業の選択肢が増えました。新たにOutSystemsを活用したローコード開発・DX推進をはじめたい企業にとって、大きな後押しになる重大なイベントだと思います。

そこで本ブログでは、そんな皆さまに安心して導入検討いただくべく、OutSystemsライセンス体系の変更ポイントをわかりやすく解説します。

OutSystemsのライセンス価格体系はどう変わった? 導入費用に影響はあるの?

まずはじめに、2022年4月1日からライセンス体系がどう変わったかを解説します。
新ライセンス体系の全体像は、以下のとおりです。

*1 ユーザーは、社内ユーザーと社外ユーザーの2つがあります。それぞれの定義について知りたい場合は、別途お問い合わせください。
*2 AO(Application Objects)については後述します。
*3 Disaster Recovery(オンプレ)、High Availability(クラウド)付きです。

新ライセンス体系で選べるのは、次の5プランです。

<Standardエディション>

  • Standard 150AOs
  • Standard 450AOs
  • Standard 750AOs
  • Standard 1050AOs

<Enterpriseエディション>

  • Enterprise 750AOs

StandardエディションとEnterpriseエディションは、

  • デフォルト環境数
  • サポート
  • ホスティング
  • アップタイム(OutSystems cloud)

において差があり、Enterpriseエディションがハイグレードなサービスです

Standardエディションもローコードプラットフォームとして十分な機能・サービスを有していますが、オプションを適用することで、Enterpriseエディションと同等のサービスをご利用いただくことが可能です。
2021年迄は、Standardエディションは1つのプランのみでした。2022年4月からはStandardエディションが4プラン選べるようになっています。この拡充によって、どんなメリットが生まれたのでしょうか?

OutSystemsライセンス新価格体系のポイント① スモールスタートに適したプラン(費用)

特筆すべきは、よりスモールスタートから開始できる価格体系に変わったことです。

これまで、「まずは小規模なアプリ開発でOutSystemsを使ってみたいけれど、予算に合わず導入検討を見送らざるを得なかった……」という企業も少なくないかと思います。

以前はBasicエディションという、最大ユーザー数/追加可能オプションの制限がある代わりにStandardエディションよりも安価に利用開始できるエディションが存在していました。
「BASICエディションが無いと、スタートに必要な費用も高くなってしまうのでは?」と心配になった皆様、ご安心ください。
先述のとおり、Standardエディションで選べるプランが4つに拡充されてたため、しっかりとPoC(Proof of Concept)をしたうえでローコード開発はじめたい企業や、まずは小規模なアプリケーション開発でOutSystemsを使いたい企業にとって、手に取っていただき易い価格体系となりました。

※ PoCのよくある課題と進め方や検討テーマの一例が知りたい方は、以下URLをご覧ください。
  https://itsol.isid.co.jp/outsystems/service/poc/

OutSystemsライセンス新価格体系のポイント② 見積時の必須検討事項:「AO」のカウント方法とは?

さて、ここまで新ライセンス体系について解説させていただいた中で、避けて語れないのが「AO」の数です。プラン毎に、利用可能な「AO」の数が決まっているのが、新ライセンス体系の特徴です。

そもそも「AO」とは、一体何でしょうか?

AO(Application Objects)とは、ソフトウェアの複雑さを測定するためのOutSystems独自の基準です。
本番環境上にある、「画面(web、mobile)」、「DBテーブル(外部DBを含む)」、「APIメソッド(REST/SOAP/BAPI)」のボリュームをカウントすることでAO数を算出します
どのようなアプリケーションを開発するとどれだけのAO数になるのかは、そのアプリケーションの特性/利用方法や開発者など、複数の要因によって左右されます。おおよその目安として、1つのアプリケーションあたり150AOs程度という考え方がございますが、この限りではない場合もございます。AO数の算出方法にお悩みの際は、お近くのOutSystemsパートナーへお声掛けください。(もちろん、弊社でも承っております)

プラン名に入っている「〇〇AOs」の数字は、「その数字のAO数まで利用可能である」ことを表します
例えば「Standard 150AOs」の場合は、「150AOまでは利用可能である」という意味です。
151AO以上になる場合は、上位プランである「Standard 450AOs」をご契約いただく必要がございます。
OutSystemsのライセンス契約は原則1年単位となりますが、年途中でのプランの変更が可能です。そのため、まずはスモールスタートとして「Standard 150AOs」からご契約いただき、ローコード開発が進みAO数が増えてきたら順次上位プランに乗り換えていく……というように、段階的にご導入いただくことも可能です。

OutSystemsライセンス新価格体系のポイント まとめ

OutSystemsの新ライセンス体系について、変更後の全体像と特筆すべきポイントについてご理解いただけたでしょうか?
従来よりもスモールスタートが実現しやすくなったことは、OutSystemsを活用したローコード開発、ひいてはDX推進をますます加速させていくでしょう。

皆さまがこれから取り組まれたいIT課題について、いま一度、思い浮かべてみてください。

  • レガシーシステムをリプレイスしたい
  • ERP周辺のアドオン開発を外だししたい
  • 乱立しているシステムを同じプラットフォーム上で効率的に保守したい
  • 内製化をしたい
  • IT要員が不足している
  • DX推進をしたい……

従来よりもOutSystemsを導入しやすくなった今、頭を悩ませていたその課題や諦めかけていたあの課題も、もしかするとOutSystemsで解決できるかもしれません。

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ISIDのOutSystems関連サービスページ:https://itsol.isid.co.jp/outsystems/concept/

本ブログは、2022年4月1日時点の情報をもとに作成しています。
OutSystemsに関する詳しいお問い合わせは、弊社Webサイトからお問い合わせください。
https://itsol.isid.co.jp/outsystems/inquiry/